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抗生物質



今日は抗生物質についての講義を聞いてきました。

抗生物質の中でも翻訳を阻害する物に興味があります。
翻訳..覚えていますか!?タンパク質の生合成です。

阻害と一言でいっても、tRNAのリボソームへの結合を阻害するものや
50sに結合してトランスロケーション阻害など様々です。

その中でも、終止コドンを読み飛ばす(リードスルー)事によって
正確なたんぱく質を作れないようにしてしまうタイプの抗生物質のお話が大好きです。

遺伝子疾患によって、通常あってはならない場所に終止コドンがある事があります。

画像がその様子を表しています。
本来、35kDaなのですが、25kDaの所に終始コドンが入ってしまっています。
(mRNAではUGAになりますが、遺伝子はセンス鎖を書くという決まりがあるのでTGAと記載されています。)

そうすると、途中で終止コドンがあるmRNAは壊されてしまい、
正常なたんぱく質が不足し、発病してしまうのです。

特定の終止コドンを読み飛ばす抗生物質を作る事が出来れば、
終止コドンが入ってしまっているタイプの遺伝子疾患が抗生物質を飲むだけで
正常なたんぱく質を作る事が出来るようになるのです。
(途中の終止コドン分の1つのアミノ酸だけがたりないもの)

そう簡単に作れるものではありませんが、
抗生物質を飲むだけというのは魅力的ですね。

ゲンタマイシンやネガマイシンに効果が認められるそうです。

抗生物質と聞くと細菌性感染の治療というイメージですが、
とても大きな可能性を秘めています。

講義を聞きながらワクワクしました。
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